先日は、アニメ「このはな綺譚」の打ち上げ会でした。
こんなに沢山の方々に支えられて、このアニメは出来たのだと、感無量でした。本当にありがとうございました。
アニメ制作陣のお話を伺ってると、いつも嬉しく思うのは、みんなそれぞれが「俺頑張った!」と自負しながらも、必ず誰かを褒めるのです。
「黒澤さんのキャラデがMVPだよね。」
「吉岡さんの脚本は凄いよね。」
「監督の俺に足りない物を持ってるから、高橋さんを呼んだ。」
「新人声優のみんな頑張ったよね」
「ベテランと中堅声優が引っ張ってくれたお陰だね。」
「eufoniusの歌が良かったから、アニメも良くなった。」
まだまだ沢山あります。
このはなのアニメが始まる直前、「柚の里帰り」という話を描きました。
「自分では手の届かない遠くで誰かが溺れていたら、自分はどうするか?」という質問に出した答えは、私の想いそのままでした。
「手の届く人を、信じて託す。」
私が信じて託した人たちもまた、同じように誰かを信じて、託して、このアニメを皆様にお届けする事ができました。
企画自体は何年も掛かった今回のアニメですが、その間、この方たちと此花亭で過ごす事が出来て、本当に幸せでした。
2018年01月30日
アニメ「このはな綺譚」、打ち上げ会のお話。
posted by 文豪さん at 21:23| 日記
2018年01月06日
昔話を少々…。
かつて「此花亭奇譚」を連載していた編集部に対する、事実と異なる噂がまことしやかにSNSで流れている事は、私も知っていました。
この件について触れずにいた理由は、ひとつは、もう私の中では終わった事なので。
もうひとつは、当時の担当編集から「今までの事は、SNSには書かないでください!」と強く口止めされていたからです。
しかし、当時の担当さんが既に編集者をお辞めになったとの事で、誤解を正す意味もあり、当時の事を時系列で書き出してみました。
最初に分かって頂きたいのは、この話に出てくる担当編集2人は、既に編集者を辞めており、現在の編集部とは関係ないと言う事。
そして、私の中では全て過去の事なので、これによって何かして欲しいとは考えていない…という事です。
記録としてお読みください。
※長いです
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この件について触れずにいた理由は、ひとつは、もう私の中では終わった事なので。
もうひとつは、当時の担当編集から「今までの事は、SNSには書かないでください!」と強く口止めされていたからです。
しかし、当時の担当さんが既に編集者をお辞めになったとの事で、誤解を正す意味もあり、当時の事を時系列で書き出してみました。
最初に分かって頂きたいのは、この話に出てくる担当編集2人は、既に編集者を辞めており、現在の編集部とは関係ないと言う事。
そして、私の中では全て過去の事なので、これによって何かして欲しいとは考えていない…という事です。
記録としてお読みください。
※長いです
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posted by 文豪さん at 23:50| 日記
2017年08月08日
PVが解禁されましたね
やはり、柚たちが動いてるのを見ると涙が出てきました。
連載再開場所を探していた4年間、何度も頭をよぎったのは「もしかしたら、もう商業誌で此花亭は描かせて貰えないかもしれない」という不安でした。
それは柚たちにも、待っていてくれるお客様にも申し訳なく、それでもいつか此花亭に帰れるなら…と、願って来ました。
アニメのオファーを頂き、プロデューサーや、監督たちとお話ししてきて「私は柚をこの人達に託す為に、何年も待っていたんだな…。」と思えました。
それほど信頼出来る方たちです。
私は、アニメと原作は別物だと思っているので、好きに改変して下さって構わなかったのに、脚本の吉岡さんも岡本監督も本当に此花亭をよく読みこんで下さり、私の中にある此花亭の世界観やキャラのイメージと、少しのズレもありませんでした。
キャラデザの黒澤さんも、私のラフだけお渡ししたら、完璧な狐っ娘たちを生み出して下さいました。
また、まだメインスタッフとしてお名前の公開されていない関係者の皆さま。
柚という小さな子狐を見つけ、日の当たる場所に連れ出してくれたプロデューサーさま。前担当さま。
長らく此花亭へ帰れず待っていて下さったお客さまと、新しく此花亭の常連になって下さったお客さま。
本当に本当にありがとうございます。
10月に、此花亭は新装開店です。
一見さまもどうぞお気軽にお越しください。
お客さまは、「神さま」ですから。
posted by 文豪さん at 00:02| Comment(1)
| 日記