※劇場版とTVシリーズのネタバレを含みます。ご注意ください第一部もそうだったけど、とにかく構成が見事で惚れぼれします。
ルルーシュの戦争を軸に置いて再構成しているので、私はTVシリーズより展開が分かりやすかったです。
ただ、「鉄血のオルフェンズ」を1.5倍濃度にしたくらい、内容に無駄が無いので集中しないと色々見落としますが。
今回は、私がトラウマになってる「虐殺皇女」回です。
TVで見たとき「うっかりギアスで殺しちゃったとか、どんなドジっ子だよルルーシュ!!」と大変キレた回ですが、劇場で観たらそのへんのモヤモヤが解消されていました。再構成のお陰だと思います。
中華連邦のくだりとか、まるまるカットですが、そのお陰で戦争の展開は分かりやすかったです。
「一言しか喋らないモブの声優が緑川光さんで、豪華だな。」って思うだけです。
作り手として観ると、何も文句が無い、大変よく出来た映画です。
ただ、ルルーシュ大好きな私でも、劇場版を観てると「この男、早く誰かが殺した方が良いのでは…。」と思うほど酷い男だし、スザクもあんまり愛着が持てないので、コードギアスの魅力って、思ってた以上にキャラの魅力だったんだな…と痛感しました。
TVシリーズでは、みんなキャラがもっと立ってるので、まだ見て無い方にはオススメします。
元々、TVシリーズでも鬱展開の激しいアニメでした。
その中でもちょいちょいアホなネタをやってくれるので緩和されていたのが、劇場版ではその「あそび」の部分がほぼカットされているため、鬱しかないです。
そんな中でも、主要キャラからモブに降格になったシャーリーが、この分だと殺す必要性が無いので無事に生き延びるんじゃないかと思ってます。めでたい。
出来はとても良いのだけれど、何故今になって劇場版で復活させたのかが分からないので、次の第三部で「これがやりたかったのかー!!」と納得出来る展開を期待しています。
2018年03月01日
「コードギアスU叛動」観て来たよ〜
posted by 文豪さん at 23:58| 日記