先日は、アニメ「このはな綺譚」の打ち上げ会でした。
こんなに沢山の方々に支えられて、このアニメは出来たのだと、感無量でした。本当にありがとうございました。
アニメ制作陣のお話を伺ってると、いつも嬉しく思うのは、みんなそれぞれが「俺頑張った!」と自負しながらも、必ず誰かを褒めるのです。
「黒澤さんのキャラデがMVPだよね。」
「吉岡さんの脚本は凄いよね。」
「監督の俺に足りない物を持ってるから、高橋さんを呼んだ。」
「新人声優のみんな頑張ったよね」
「ベテランと中堅声優が引っ張ってくれたお陰だね。」
「eufoniusの歌が良かったから、アニメも良くなった。」
まだまだ沢山あります。
このはなのアニメが始まる直前、「柚の里帰り」という話を描きました。
「自分では手の届かない遠くで誰かが溺れていたら、自分はどうするか?」という質問に出した答えは、私の想いそのままでした。
「手の届く人を、信じて託す。」
私が信じて託した人たちもまた、同じように誰かを信じて、託して、このアニメを皆様にお届けする事ができました。
企画自体は何年も掛かった今回のアニメですが、その間、この方たちと此花亭で過ごす事が出来て、本当に幸せでした。
2018年01月30日
アニメ「このはな綺譚」、打ち上げ会のお話。
posted by 文豪さん at 21:23| 日記